今回はモノクロ撮影に続いて私が試行錯誤している表現方法、ICM撮影について説明してみます。
そもそも、ICMって何?って思いますよね。
ICM撮影とは
Intentional=意図的な
Camera=カメラ
Movement=動き
直訳すると、意図的にカメラを動かして行う撮影方法です。
スローシャッターで意図的にカメラを動かすので、残像を描く写真になります。
こうすることで、ただの記録に留まらない、撮影者の意図を加えた表現に変化します。
私はモノクロ撮影に続いて、このICM撮影にもハマりました。練習写真を並べつつ続けて説明します。
絵画のように見える写真

私が一番最初にICMを試してみた一枚です。
目の前にあった日焼け止めで撮影方法をネットで見ながらやってみたのですが、露出が明るすぎるように思いました。特に明るく設定したわけではなかったのですが、カメラを動かして残像を描くという特性上、明るい部分が多いとかなり透け感の強い写りになるみたいです。

例えば、風に揺れる草花があっても、シャッタースピードが早ければ静止した写真になります。当たり前ですね。

そこで、風に揺れている方向と同じように、カメラを動かして撮影してみました。シャッタースピードは1/2です。
実際は揺らいでいる程度でしたが、ICM撮影したことでヘッドバンキングしているようになりました。激しい。

次にカメラを回転させてみました。これはとても幻想的で、お花の写真と相性が良さそうです。今後はたくさんこの方法を使うと思います。

こちらは回転ではなく、カメラで円を描くように動かしてみました。これはこれでハマりそうなシーンがありそうです。

また、カメラの回転の場合は、中心をしっかり見定めておかないと、このように中心点が分からない状態になります。それが狙った描写であれば良いと思いますが、回転系はかなり練習が必要になりそうです。

風景は縦に動かすと本当に絵画のような写りになります。ノスタルジックなイメージですね。

ただ、縦に動かす場合も、しっかり垂直に動かす練習をしないとイメージに通りに写すのが難しそうです。微妙な方向と動きだとこのように、ただただ不安を与えるような描写になります。それが狙いであれば良いと思いますが、大抵はそうではないですよね。

こちらは光が降り注いでいるようなイメージにしたくて、斜め方向に動かして撮影してみました。
好きなモノクロ撮影とも組み合わせて仕上げたら、ものすごくイメージ通りに仕上がって、とてもお気に入りの一枚になりました。

逆にこちらは微妙な例です。水墨画のような描写にしたかったのですが、そこまで辿り着けていない感触です。これはもっと練習します。

こちらは色鉛筆画のようなテイストにしてみました。横にカメラを動かしています。これはこれで良いと思いますが、もっとハマるロケーションを探さないとですね。

こちらはお花に光が降り注ぐイメージです。なかなか上手く撮影できたと思います。
ICM撮影は楽しいけれど難しい
ICMもまたモノクロ撮影と同じくらい初心者なのですが、楽しい以上に難しさも感じました。
それは、撮影後のイメージをしっかり頭の中で想像して、それに合わせたカメラの動かし方を見極めないとなかなか思った通りの絵にならないからです。
でも、私の好きなモノクロームとも組み合わせることも出来るので、たくさん練習を重ねて表現の一つになるように続けていこうと思いました。
難しさもありますが、イメージを実際の写りに反映出来た時にはとても楽しくもあります。
みなさんもぜひICM撮影を試してみてください。
シャッタースピードを1/2あたりに設定すると撮影しやすいです。
私はX100Fを使っているので、内蔵NDを併せて露出を調整しています。
また、ズームレンズを使用すれば、ズームイン・ズームアウトでもICM撮影できそうです。
NDフィルターも持っているので、試してみようと思っています。
NDフィルターはあった方が、狙った露出を作りやすいです。
最後までご覧いただきありがとうございます。写真撮影、楽しんでいきましょう。
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