TCL-X100IIとは、FUJIFILMのX100シリーズに装着できるテレコンバージョンレンズです。
焦点距離を約1.4倍、50mm(35mm判換算)の画角に伸ばす専用のテレコンバージョンレンズ。 自然な遠近感を生かしたポートレートから、近接14cmのクローズアップ撮影まで、様々な場面で活躍します。
テレコンバージョンレンズ TCL-X100II | アクセサリー | FUJIFILM X Series & GFX – Japan ↗より
私はX100Fが大好きで、そのことは別の記事でたっぷり書きましたが、こちらのテレコンに触れていませんでした。
今回はこのTCL-X100IIの良いところも悪いところも並べた上で、どんな人にオススメしたいかも正直に書いていきます。
デメリット
デメリットは思いつく限りで3つあります。人によってはデメリットじゃないかもしれません。
あくまで私が感じているデメリットです。
サイズが大きい

テレコンをつけるとこんなサイズ感です。

テレコンを外すとこんなに違います。薄い。

普段持ち歩く時はフードは付けていることが多いです。
私は普段は小さめなバッグにフードを付けたX100Fを入れています。ですが、テレコンを付けるとその小さめなバッグには入らなくなります。テレコンのために大きめなバッグに変えなきゃいけないのはちょっと手間が増えてしまって嫌です。
普段のバッグについてはこちらをご覧ください。
取り付けがねじ式
くるくる回さなきゃいけないので、付けたり外したりするのが面倒くさいです。Xシリーズの交換レンズみたいにガチャっと付け外し出来るとすごく便利だと思います。
XF35mmF1.4という強敵
Xシリーズのカメラを持っていると、XF35mmF1.4という超強敵ライバルが存在します。なので、私もついXF35mmの方を選びがちで、TCL-X100IIの出番がほとんどありません。
F1.4と特有の写りとボケ味も良い感じで、レンズの大きさもXF35mmF1.4の方がコンパクトなんですよ。
メリット
もちろん悪いところばかりじゃないです。良いところもしっかりありますので順番に紹介しますね。
絞り開放最短撮影でふんわりお花が撮影できる
テレコンを付けないで近距離の絞り開放で撮影をするとどうしてもふんわりしすぎます。ですが、テレコンを付けた時の14cmという撮影距離が絶妙に良い感じにふんわり感を残した撮影を可能にします。

テレコン装着・絞り開放F2・最短撮影距離で撮影しました。
このふんわり感。とろけすぎていなくて、絶妙に良くないですか?私はこの写り好きです。
X100シリーズの高速ストロボ同調を活かした撮影
主にポートレートで活かされるパターンかと思いますが、X100シリーズには内蔵NDフィルタがあります。それをオンにすると、ISO200・絞りF2・シャッタースピード1/1000で夏の昼間でもちょうど良い露出でクリップオンでストロボ同調撮影出来てしまいます。
大抵の絞り開放を使った撮影の場合は、大型のモノブロックを用意して、高濃度のNDフィルターを取り付ける必要があります。
それがたくさんの機材を不要にして、このテレコンを付けるだけで公式の説明にもある自然な遠近感を生かしたポートレートに、日中シンクロを組み合わせられてしまいます。
これは他のどんなカメラにも出来ないんじゃないでしょうか?
(X100F以上に軽量コンパクトに出来る組み合わせをご存知でしたら教えてください)
X100シリーズのみ所有なら良いところしかない
他のカメラを持っていない方でしたら、このTCL-X100IIは良いところしかないです。デジタルテレコンに頼らない画角変化が可能になりますし、シンプルに35mm画角と50mm画角を選ぶ楽しさが味わえます。


テレコンを付けることで撮影距離が取れるのでパースがつきにくく、なおかつ背景が整理しやすくなります。まさにポートレート向きじゃないでしょうか。
最短撮影について
公式にもクローズアップ撮影が可能とありますが、実はテレコンを付けていない時の方が最短撮影倍率は大きくなります。

X100Fのみだとレンズ先端からおおよそ10cm

テレコン装着時はレンズ先端からおおよそ14cm
どちらもf5.6で撮影しています。意外と撮影倍率の差が大きいんですよ。
ただし、X100F特有の写りはそのままなので、テレコンを装着して絞り開放で最短撮影をするのが好みな方もいらっしゃるでしょう。
私はテレコンなしで少し絞って、大きめに写す方が好みです。
TCL-X100IIをオススメしたいのはこんな方
- 他の富士フイルムXシリーズのカメラを持っていない方
- 高速ストロボ同調でポートレート撮影をする方
- 絞り開放最短撮影でお花などの小さめの物を撮影したい方
この3つのうち、どれか1つでも当てはまっていればTCL-X100IIが活躍できることは間違いないです。買いましょう。
逆に、標準画角でボケも求める方にはXF35mmF1.4をおすすめします。
X100Fはとても良いカメラです
TCL-X100IIは、テレコンとしてとても優秀なレンズです。サイズは大きいですが、画質の劣化なく画角を変えて撮影を楽しむことができます。
もともとのX100側の描写を素直にそのまま画角変化させていることは素晴らしい技術だと感じます。
ただ、そんなテレコンが活きるのも、素性の良いカメラがあってこそです。
テレコンがあってもなくても存分に楽しめてしまうカメラがFUJIFILMのX100シリーズです。
その中でも個人的には初期からのレンズ設計を受け継ぎ、システムとバッテリーのバランスが一番良いのがX100Fだと思っています。
私にとっては絶対に手放せないカメラです。
お好みに応じて、テレコンも加えてX100シリーズを楽しんでください。
最後までご覧いただきありがとうございます。写真撮影、楽しんでいきましょう。
にほんブログ村

ランキングに参加しています。
↓応援お願いします。





コメント