フラッシュを使ったライティングのことを検索したりすると、けっこう共通項目で出てくるフレーズが気になっています。
それは、
クリップオンストロボをカメラに付けて直接フラッシュを当てるのはNG
みたいなフレーズ。
今回はこの考え方に思いっきり反抗してみようと思います。
なんでダメなの?って思いませんか?
なぜ正面からライトを当てるのが良くないのか
複数の解説を見てきて、共通しているところは
- 強い影がくっきり出てしまう
- 反射が白く飛んでしまう
この二つは圧倒的に共通認識のようです。
記事のアイキャッチにもしている写真もクリップオンで直接あてていますが、おそらく見る人によっては、何を写しているかの詳細が伝わらない部分が出来てしまうことをNGと捉えているのではないでしょうか。

強い影と鋭い反射、本当にダメですか?
正面からの光も一つのライティング
私の考え方としては、説明が不要であるなら、写した物で解説することよりも演出することで写真を魅力的にしたいです。
なので、極端に正面からのクリップオン直射は全部NG!みたいな偏った考え方になってしまうと、写真を表現するバリエーションを自ら減らしてしまうもったいない捉え方だと思っています。
上の写真のように暗いところでいかにもフラッシュを使って撮りました。みたいな写真も、狙って撮影しているのならアリだと思っています。
実際にはめちゃくちゃ明るい昼間にフラッシュ光だけで撮れるかを試していた一枚です。
X100Fとガイドナンバー40のクリップオンで撮影できました。

光量を調整すれば、このように背景をアンダーにして、一番みせたい紫陽花を明るく見せる写真が撮れます。
強い影と鋭い反射、気になりますか?
ディフューズキャップの使い方
私はお花の撮影が好きなので、クリップオンを使う時にはディフューズキャップを付けることが多いです。
特に至近距離での撮影では、キャップを付けないと光がちゃんと届いていなかったりムラを感じることがあるので、あればキレイに拡散できて便利です。

キャップなしで撮影した紫陽花

キャップを付けて撮影した紫陽花
ほら、けっこう違いますよね。
一番見せたいものを一番手前に
クリップオンを使っている時には、距離感を考えて、フラットな面になりすぎず光量差で印象的になるように気をつけています。

ピントを面で捉える感覚が身についている方には、すぐにでもしっくりくる考え方です。
ピントと同じで、クリップオン使用時の光量も面で捉えて一番手前に持ってくると分かりやすいです。
ただし、前ボケを作るようなピントが中間の距離にくる構図だと、手前のボケが一番明るくなって不自然に感じやすいので注意してください。
日中シンクロを手軽に楽しむ
クリップオン直射で一番楽しいのは日中シンクロだと思っています。
この下の写真、晴れた昼間に撮影していますが、自然光のみだと紫陽花は影になっていて背景の草原が明るい状況でした(ビフォー撮り忘れましたすみません)

そこで背景を思いっきりアンダーにして、クリップオンフラッシュで紫陽花を一番明るく写しました。
このようにメインに写したい物を手前にするだけで、真昼の太陽光だったり逆光だとしても、クリップオンひとつで演出できてしまうところが一番楽しくて魅力的で好きです。
クリップオンで直接フラッシュを当てるのが苦手な方や、これから試してみたい方、ぜひ気軽に撮影してみてください。
個人的には日中シンクロから始めると楽しくて簡単に取り入れやすくておすすめです。
クリップオンストロボの光をそのまま直接あてたって良いと思います。
今回のせた写真は全てX100Fで撮影しました。
最後までご覧いただきありがとうございます。写真撮影、楽しんでいきましょう。
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