写真撮影

イベント撮影と風景撮影には必携のXF10−24mmF4

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iPhoneをはじめ多くのスマホで共通して採用されている広角と超広角の画角を含む、とても使い勝手の良い画角を採用された広角ズームレンズXF10−24mmF4の使いやすさを作例と共にレビューします。

仕様と新旧の違い

新型が2020年11月26日に発売されました。

新型(WR)の主な仕様

型番フジノンレンズ XF10-24mmF4 R OIS WR
レンズ構成10群14枚 (非球面レンズ4枚、EDレンズ4枚)
焦点距離f=10-24mm (15-36mm相当)
画角110°-61.2°
最大口径比(開放絞り)F4.0
最小絞りF22
絞り形式羽根枚数7枚
ステップ段差1/3ステップ(全16段)
最短撮影距離(撮像素子面から)24cm – ∞
最大撮影倍率0.16倍
外形寸法:最大径×長さ*1(約)ø77.6mm×87mm
質量*2(約)385g
フィルターサイズø72mm
主な仕様 | レンズ | FUJIFILM X Series & GFX – Japan ↗より

旧型の主な仕様

旧型は2014年3月15日発売のレンズです。

基本仕様
対応マウントXマウント系レンズタイプ 広角ズーム
フォーカス AF/MF詳細レンズタイプ超広角ズームレンズ
レンズ構成 10群14枚絞り羽根枚数 7 枚
焦点距離10~24 mm最短撮影距離0.24m
最大撮影倍率0.16倍開放F値 F4
画角110~61.2 度手ブレ補正機構 
防滴 防塵 
マクロ  高倍率 
サイズ・重量
フィルター径72 mm最大径x長さ78×87 mm
重量410 g  
フジノンレンズ XF10-24mmF4 R OIS のスペック・仕様・特長より

新型と旧型の明確な違いは、新型には防塵防滴構造になったことです。それに加えて、わずかに最大径が小さく、軽くなりました。

レンズの光学設計はそのままで、写りや最短撮影距離に違いはありません。

私は旧型のXF10-24mmを使用しています。載せている写真も全て旧型で撮影したものです。

スマホにも採用されてる広角から超広角をズームでまるっとカバー

24mmで撮影。日常のふとした瞬間に使いやすい画角です。
10mmで撮影。上の写真と同じ日の同じ空ですが、パースがついて一気にインパクトの強いイメージになります。空が広く見えますね。

動ける場所が限られるイベント撮影では大活躍

エンタメ的なイベントでも、ファミリー的なイベントでも、場所によっては引きが取れなくて全体がおさまらない事って意外と多くないですか?

私はけっこう多いです。

イベントの最前列に行けたは良いものの、近すぎて推しがドアップすぎるとか、食事で予約した個室が意外と狭くて全員集合した記念写真が撮れないとか、大人数の集合写真で場所は広いけどスペース的に引けなくて画角に入りきらないとか、あげたらどんどん出てくるくらいには広角ズームを必要とするシーンがあったりします。

10mmで撮影。ここはすぐ後ろが車道で、これ以上下がれないので超広角でギリギリ撮りたい範囲をおさめることが出来ました。
10mmで撮影。それほど広くない通路的な場所で、後ろには別のイルミネーションが並んでいたりします。

このような状況で広角側の10mmという超広角な画角に助けられるということが多々あります。

私は普段はレンズのフードは外して撮影していますが、ステージイベントの撮影では強い照明がついていることも多いので、そういう状況に限ってはフードを付けて撮影しています。

普段のスナップに使いやすい広角域

iPhoneなどのスマホにまず採用されている画角が、XF10-24mmだと16mmから18mmくらい。

私の場合は換算35mmが好きなので、よく24mmで撮影します。

馴染みのある画角だとたくさん撮っちゃいますよね。

24mmで撮影。慣れている画角はとても使いやすいし、パースも強くないので親近感が沸く写りです。
24mmで撮影。f11まで絞ってますが最短近くで撮影してるので程よく背景もボケます。

馴染みのある画角を含む広角ズームなので、普段からつけっぱなしにしても良いくらい使い勝手が良いです。

あと、けっこう寄って撮影できます。全ての焦点距離で最短撮影距離24cmです。

なので被写体に寄って、絞り開放で撮影すればボケを活かした写真にも出来ますが、個人的には周りの背景も伝えたい事が多いので大体絞ってます。

パースが効く超広角でのインパクトの強い風景撮影

迫力あるパースの効いた写真って今ではSNSでよく見かけますよね。

特に超広角レンズがスマホに採用されるようになってから身近になったように感じます。

手軽にパースが強くつくので、個人的には人を撮影する時より、風景を強い印象で撮りたい時に大活躍できる画角だと感じています。

10mmで撮影。迫力のある風景が撮影できました。
こちらも10mm。小さなお花畑も印象強くおさめられます。
10mmで撮影。手軽な反面、構図が似たような感じになりがちなので撮り方にも気をつけたいですね。

身近で使いやすい画角を含む広角ズームは完全にスマホの上位互換

ここまで写真を交えながら紹介してきましたが、いかがでしょうか?

「普段iPhoneなどのスマホで撮影してるけど、同じ画角でもっと高画質で撮影したい!」って方にはバッチリはまるレンズだと思います。

24mmで撮影。
10mmで撮影。

普段のスマホよりも少しだけ大きいのと重いのが受け入れられる方には日常使いのレンズとしてぜひ使ってみて欲しいです。

旧型を選ぶのでしたら、中古がお値打ちに購入できる可能性があります。

余談ですが、私が使っているのは旧型なので、防滴性能が付いてないです。アップデートされた新型には防塵防滴性能が付いてますので、雨や湿気の多いところでも安心したいならこちらですね。

旧型をすでに持っているなら、マップカメラやカメラのキタムラで買取してもらって、新型に変えるという方法もありですね。私も何度も買い替えを検討しています。

最後までご覧いただきありがとうございます。写真撮影、楽しんでいきましょう。

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