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XF18mmF2レビュー。スマホからのアップグレードに最適。

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なぜスマホからのアップグレードにXF18mmF2がオススメなのか。それは画角がほとんどのスマホやiPhoneと同じくらいだからです。普段使い慣れた画角そのままに、高画質な写真を撮影できます。しかも小型軽量で普段持ちのバッグにも大抵入ります。

そんな日常の記録を高画質にアップグレードしてくれるXF18mmF2の紹介です。

画角って最近はYouTuberを筆頭にアングルの意味で画角っていう言葉が使われていますが、本来は写る範囲のことを画角と言います。

XF18mmF2とは

発売されたのは2012年2月18日。最初に発売された富士フィルムXシリーズの交換レンズ3本のうちの一つです。すでに10年以上継続して販売されています。新型が発表されないということは、それだけアップデートに値する進化が今のところ出来ていないということではないでしょうか。

主な仕様

型番フジノンレンズ XF18mmF2 R
レンズ構成7群8枚(非球面レンズ2枚)
焦点距離f=18mm(35mm判換算:27mm相当)
画角76.5°
最大口径比(開放絞り)F2
最小絞りF16
絞り形式羽根枚数:7枚(円形絞り)
ステップ段差:1/3ステップ(全19段)
最短撮影距離(撮像素子面から)標準:0.8m~∞
マクロ:18cm~2m
最大撮影倍率0.14倍
外形寸法:最大径×長さ(約)ø64.5mm × 33.7mm
質量(約)116g
フィルターサイズø52mm
主な仕様より

私がXF18mmF2において重要視している部分に黄色マーカーをつけました。

絞り開放F2という明るいレンズで、夜でもスナップしやすいです。

ですが、使用目的として本領発揮するのはf8以上に絞って撮影した時です。

個人的にXF18mmF2は、しっかり絞って被写界深度を深くして、情報量の多い思い出の写真を手軽にたくさん残せるレンズだと思っています。

メリットとデメリット

XF18mmF2の良いところと言えばこちらです。

小型軽量で開放F2。

X-E4X-M5などの小型ボディと組み合わせると、コンデジ並みに取り回しやすいカメラになります。

それでいてセンサーサイズはAPS-Cで高画質。気軽に撮影したい時や、周りの人への威圧感を少なくしたい時にはピッタリです。

逆に良くないところは、小型ゆえにレンズ交換の際、マウントに装着する時に絞りリングを掴んでしまいがちなところです。XF18mmF2をお持ちの方は一度はやってしまうのではないでしょうか。

また、フォーカスの際にレンズが全部動きます。レンズの前面もぐいっと出たり入ったりするのにはビックリしますし、オートフォーカスは盛大にガガガッ!と音がなります。

ただ、AF速度が遅いわけではないです。全群繰り出しと盛大な音で遅いと決めつけてはいけません。

私が撮影してきた中では、AFが遅いとまでは言えません。

とはいえ、最新のSONYのカメラのように早いわけでもないです。

  • メリット
    • レンズのサイズが小さい
    • レンズの重量が軽い
    • 絞り開放F2
    • フードが金属製で丈夫
  • デメリット
    • フォーカスがレンズ全群繰り出しなので、レンズ面が前後に動く
    • AFの駆動音が大きい
    • レンズ交換の際に絞りリングを誤って回しやすい

XF18mmF2をオススメできるのは

もうすでに答えが何度も登場してしまっているのでお気付きですよね。

XF18mmF2は、

スマホ写真からアップグレードしたい方

普段から持ち歩いて日常をたくさんスナップしたい方

にとてもオススメです。

今回はX-T2と組み合わせて作例写真を撮影してみました。

X-T2が507g+XF18mmF2が116g=623g。軽いです。見た目もコロコロした感じでかわいいです。

2枚ともF2で最短撮影距離付近で撮影。

お花のスナップにも使えますが、コスモスのような小さいお花だともっと寄りたくなります。

大人の顔よりも大きな顔面サイズのリラックマさんにモデルになってもらいました。

絞りF2で撮影。背景のボケ感は何があるのかが判別できるくらいです。ポートレート写真に使いたい方にはボケ感が足りないかもしれません。

ですが、お子さんとの思い出を残すのなら、どこで何をしていたかが分かる事は重要です。そしてスマホとほぼ同じ画角なので、近い距離で撮影できます。

いつもの距離でサッと撮影できる事も重要ですね。

この3枚のような情報量の多い、思い出の写真こそXF18mmF2が本領発揮できるところです。

出かけた場所の様子や、空模様など、隅から隅まで構図に活かせると楽しくなってきます。

XF18mmF2は神レンズとは思わないですが、小さくて軽いので常に持ち歩きたいお供レンズです。

購入時の選択肢

ここ数年では物価高騰や円安の影響もあって、新品のレンズのお値段がぐんぐん上がっています。

ですが、発売から長く経過していることもあり、中古であればお値打ちなものも見つかったりします。

カメラのキタムラさんやマップカメラさんなどで中古を探してみるのもオススメです。

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新品のお値段はこちらの各リンクから参考にしてください。

今回使用したX-T2について気になる方はこちらをどうぞ。

スマホから一眼カメラにアップグレードしたい方、カメラは楽しいですよ。XF18mmF2なら小型軽量で普段から持ち歩くことも苦になりません。

最後までご覧いただきありがとうございます。写真撮影、楽しんでいきましょう。

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